劇団なのぐらむとは
第1回からすべての脚本は、座長であり戯作者の鈴木 実により生み出されている。
全作品が「コメディ」ではあるが、なんらかの事件・事故をきっかけに物語は「サスペンス」を帯び、登場人物たちの心の葛藤がストーリーに奥行きをあたえ、観客の心をひきつける。
登場人物の一人ひとりが人間味にあふれており迫真で滑稽。
照明は過度になりすぎず、時間の経過による繊細な変化を見せ、出演者の演技にコントラストを加える。
音楽は物語の始まりと終わりにのみ流れ、ストーリーに期待と余韻を持たせる。
具体的な舞台セットを背景に、出演者のわずかな仕草などを深く追求し、舞台の上の出来事をまるでのぞき見ているようなリアルな世界を作り出す。
どこか別の日常にいる、ちょっと悪くて可愛い人たちの異常な一日を堪能して欲しい。
-略歴-
1998年、旗揚げ。
同年10月、第1回公演「Perfect Blue」を上演。
以来現在までの上演回数は45回を数える。