第5回公演  Honey Pie
2000年10月20・21・22・23日
in 新宿タイニイ・アリス

自称”洋風居酒屋”にいつもの客が勢揃い。その理由とは?
”高木のジジィ”の死により様々な人間模様が見えてきて・・・。
なのぐらむ初のサスペンスタッチコメディ。


�� CAST �� STAFF
鈴木実 / 中沢数美 / 金子剛
山口幸祐 / 染谷綾子 / 愛原こず江
田中奈弥 / 野本裕子 / 福原龍彦
佐野江里子 / 安川一浪太(アフロ13)
作:鈴木実
演出:鈴木実・劇団なのぐらむ
照明:赤石諭(BUTAIZ CLUB)
音響:伊東尚司
舞台美術:福田暢秀(F.A.T STUDIO)
舞台監督:飯室由美子
美術:高橋忍
小道具・衣装:愛原こず江
企画・制作:中沢数美
�� 制作日記 �� 舞台裏では・・・
この回のセットも本当に素晴らしかった!あの狭いタイニィ・アリスに果たして本物そっくりの居酒屋セットが組めるのか? そんな心配をよそに見事に”洋風居酒屋”?が表れた。作品的にも面白く、まだまだ未熟な役者陣ながら精一杯やりました。 この作品に関してもまだまだ面白くできる部分があり、何年か後にはぜひ再演したい作品の一つです。 (きっと全く違う作品になるはず・・・。役者としては反省しきりです) 気になる”公演前受難期”は特に大きな事もなくキャストも始めから全員揃い(揃わなければ稽古にならない作品だし・・・) それに、少々の事ならビクともしない精神力がこのころより備わったように思います。
いいんだか、悪いんだか・・・(笑)
中沢数美
相変わらず本物の空間を思わせる綺麗なセット。それにアンバーのライトを落として・・・。 いやーん♪この中でやるのね~(ハート) キャパ最高約300人のホールで何度かやった事があるけど、 それは学生の頃。もちろん無料。 お客様からお金をいただいて舞台をうつのは初めてで、恐怖だった。 お客様の反応と、真っ白になる事。楽屋で出番まで何度も化粧を直し、煙草を吸い、 手をプルプルさせながら色々言って、モニターと睨めっこ。余りの緊張に実は何も憶えていない。 思い出深い作品のはずなのに。稽古中はどうだったとか、何があったとか、飲み会で話した事とか・・・。 思い出せない!!! 憶えているのは、自分の心臓の音とお客様の笑い声(ホッ)。 あと、楽日にでた焼そばの上にのっていた大量のコショウ・・・(汗)。 友人役のSと、芝居をしながら「これなんだろう?」「コショウじゃないの?」などと会話をしていた。 懐かしいなぁと思うが、そのくらいしか思い出せない(涙)。出来ることなら、あの時にもう一度・・・。
野本裕子