この作品も大変でした。思えば”なのぐらむ公演前の受難期”は旗揚げ以来続いて行くのですが・・・。
この回はキャストです。しかも台本渡した次の稽古から連絡もせず来なくなる。 よほど自分に自信がなかったのか、
金がなかったのか、さだかではありません。とにかく、奴は居なくなった。
おかげで私はそこからキャストを探すという仕事まで事になり、ただでさえ制作に不馴れだったのに相当なストレスがあったのを覚えています。
個人的に作品自体とても好きで、ぜひ再演したい作品の一つです。(今残る旗揚げメンバーもそう申しております)
中沢数美
|
なのぐらむの歴史の中で最後の黒幕の舞台だった。 朝、小屋に入って皆で平台をひいて、脚立に登って黒幕を張る。
あれはあれで楽しかったと思う。この回、やった役は弁護士で太った中年。
さらに、なんだか怪しく恐そうな人という感じだった。 あの時はまだ19才。 いやぁ、本当に悩んだ。
19のガキが40代の、しかも弁護士。・・・倍だ!? どうしようかと稽古の時、家、
移動中とずっと台本と格闘をしていた矢先、事件がおこった!? 何か身体に力が入らない。
何か食べてもすぐにもどす。ゲリ。とうとう稽古場で動けなくなった!?タクシーで病院に連れて行ってもらう。
なんと!?腸内細菌が発生!!幸い点滴を打って直ぐに治ったのだけれど。
原因は多分、まともに食事をとっていなかったからだと思う。 それからは、キチンとご飯を食べるようにしています。
もうひとつ、これは身体の事ではないのですが私の起こしてしまった事件があるのですが、まぁ、
それは文字数の都合もあり、またの機会・・・ということで(笑)
山口幸祐
|